【株式市場】営業制限の緩和は好感されたが日経平均は215円高のあと249円安と乱高下

株式市場 東京証券取引所 株価

◆日経平均は2万8693円97銭(166円11銭安)、TOPIXは1917.17ポイント(5.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく4億2610万株

 6月1日(火)前場の東京株式市場は、緊急事態宣言が延長になった一方、営業制限は緩和されたため百貨店株や飲食店チェーン株が高く始まった。自動車株も堅調。一方、半導体関連株は総じて取引開始後を高値にダレ模様となった。日経平均は取引開始後の215円39銭高(2万9075円47銭)を上値として急速に値を消し、10時半頃からは一段安。一時248円83銭安(2万8611円25銭)まで下押し、前引けは幾分回復した。

 ペッパーフードS<3053>(東1)が営業制限の緩和などを受けて再び一段高となり、インフォコム<4348>(東1)は証券会社による強気の投資判断が注目され一時値上がり率1位。フュートレック<2468>(東2)は音声認識AIの採用拡大が注目され一時ストップ高。ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は新薬が中国当局の標準的な治療薬として収載され他との発表などが注目され一段と出直り、シグマ光機<7713>(JQS)は半導体産業の保護育成策が追い風とされ高値を更新。

 東証1部の出来高概算は少なく4億2610万株、売買代金は9663億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は968銘柄、値下がり銘柄数は1082銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、鉱業、繊維製品、輸送用機器、空運、金属製品、非鉄金属、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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