【株式市場】NY株が安く日経平均は反落だが内需株や材料株は活況高

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万361円02銭(46円06銭安)、TOPIXは1650.35ポイント(1.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億6575万株

チャート14 15日前場の東京株式市場は、NY株の140ドル安などを受けて日経平均が朝方に一時201円98銭安(2万205円10銭)まで下げたが、トヨタ自動車<7203>(東1)が10時過ぎには堅調転換するなど、主力株の一角が強く、次第に浮上した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均はともに高い。

 内需関連株に目を転じる動きがあり、第一生命保険<8750>(東1)明和地所<8869>(東1)などが堅調なほか、材料株物色の色彩も濃くなり、韓国のMARS(中東呼吸器症候群)がいぜん拡大傾向とされて関連株の日本エアーテック<6291>(東1)が東証1部の値上がり率トップとなり、セキュリティ関連のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)はマザーズ市場の値上がり率トップ。

 東証1部の出来高概算は8億6575万株、売買代金は9758億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は716銘柄、値下がり銘柄数は1021銘柄などとなっている。

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