【株式市場】海外情勢など気になり様子見だが新規上場銘柄は好調続く

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万190円78銭(67円16銭安)、TOPIXは1635.87ポイント(3.99ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億7164万株

チャート5 17日前場の東京株式市場は、ギリシャ問題を背景としたユーロ安・円高や米FOMC(連邦公開市場委員会)の接近などが買い手控えムードを誘う印象があり、朝方高かったソニー<6758>(東1)などが程なく軟調になり、日経平均も朝寄り後の65円14銭高(2万323円08銭)を上値に10時頃から軟調に転じた。東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調反発となった。

 さが美<8201>(東1)日本和装ホールディングス<2499>(東2)が経済産業省の「着物の日」構想などを材料に急伸し、良品計画<7453>(東1)はインド展開の報道などが好感されて高値を更新。セキュリティ関連株は軒並み反発し、インバウンド消費関連株も高い。上場2日目のスマートバリュー<9417>(JQS)は本日も買い気配のまま初値がつかず、公開価格1580円の3.9倍の6260円で買い気配となっている。

 本日新規上場のマーケットエンタープライズ<3135>(東証マザーズ)も前場は買い気配となり、中古品の買い取り・販売をネット通販サイトで展開し、前引けは公開価格1500円に対し70%高の2550円買い気配。

 東証1部の出来高概算は9億7164万株、売買代金は1兆970億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は882銘柄、値下がり銘柄数は830銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は10業種となり、値上がりした業種は食料品、精密機器、小売り、石油・石炭、水産・農林、などとなっている。

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