パイプドHDが年初来の高値を大きく更新、通期の業績予想は保守的の見方

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■業績予想を増額修正、上期の営業利益は16%引き上げる

 パイプドHD<3919>(東1)は7月1日、11%高の1975円(200円高)で始まった後16%高の2064円(289円高)まで上げ、年初来の高値を大きく更新し、2020年1月以来の2000円台に進んでいる。

 6月30日の取引終了後に第1四半期決算と業績予想の増額修正を発表し、今期・2022年2月期の連結営業利益は、上期(2021年3~8月)の予想を従来予想比15.9%増(1.0億円増)の7.3億円とし、22年2月通期の予想は同7.1%増(1.0億円増)の15.0億円の予想とした。このため、通期の予想については、上期の増額修正分を乗せただけの形になり、保守的過ぎるとの見方が出ている。

 第1四半期はクラウドセグメントの情報資産プラットフォーム「スパイラル」が新型コロナウイルス感染症対策に関連する急を要するシステム案件の受注などにより好調に推移した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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