レノバは再生可能エネの守備範囲広く政府の導入促進策など材料に一段高

株式市場 銘柄

■太陽光発電は熱海の土砂災害を受けて用地開発に規制の観測も

 レノバ<9519>(東1)は7月7日、一段高となり、取引開始から1時間を経た午前10時には4710円(190円高)まで上げている。「経済産業省は6日、再生可能エネルギー大量導入に向けた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の小委員会を開き、環境省など関係省庁から報告を受けた」(日本経済新聞7月7日付朝刊)と伝えられ、追い風との見方が強まった。実質的な上場来の高値4835円(2021年1月)に向けて出直っている。

 同社の再生可能エネルギーは、太陽光発電だけでなくバイオマス、風力、地熱、と守備範囲が広い。静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害を受け、太陽光発電については用地開発に規制がかかる可能性が指摘されており、バイオマスや地熱発電も手掛ける同社に注目が集まる形になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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