ツインバード工業は一段と出直る、大勢的には底練りのままだがテレビ東京で紹介され注目再燃

銘柄フラッシュ

■新型コロナワクチン用冷凍庫などで8日には業績予想を増額

 ツインバード工業<6897>(東2)は7月15日、一段と出直りを強め、9%高の1275円(105円高)まで上げて約1ヵ月半ぶりに1200円台を回復している。昨14日夜放送のテレビ東京の経済番組でモデルナ製ワクチン冷凍庫とともに紹介され、あらためて注目されている。

 同社株は、2020年6月頃から新型コロナワクチン用冷凍庫の受注が買い材料視されて異彩な値動きをみせはじめ、21年1月には2395円の高値を付けた。しかし、その後は急激な調整に転じ、以後は底練り商状のまま『鳴かず飛ばず』の状態が続いている。

 大勢的にはいぜん底練り商状のままだが、7月8日には、厚生労働省からの新型コロナワクチン用ディープフリーザー受注と第1四半期決算、業績予想の増額修正を発表。第2四半期の予想営業利益を78%増額修正。株価は日柄整理が進む中で動意含みとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る