WOW WORLDはグループ会社運営のベビー服ECサイト「べびちゅ」が多言語対応、、世界125ヵ国に向けて越境ECを開始

■海外からの注文にシームレス対応で“ウェブインバウンド”収益化へ

 コミュニケーションシステムのリーディングカンパニーであり国産クラウドCMSのトップベンダーを傘下に持つ株式会社WOW WORLD<2352>(東1)は、WOW WORLDの製品開発とマーケティングの研究部門と位置づけるグループ会社のままちゅが運営するベビー服ECサイト「べびちゅ」において、世界125カ国に向けた多言語対応の越境ECを開始したと発表。

■越境EC開始の背景

 べびちゅは海外からのアクセスが全体の約2割を占めるが、これまで日本国内のみを対象とした運営だったため、海外需要に対応できず商機を逃していた。株式会社ジグザグ(ジグザグ)の「WorldShopping BIZ」を導入することで、多言語対応、海外決済、海外配送が可能になった。べびちゅでは、ウェブインバウンド需要を取り込むことで、今後10%を海外経由の売上とすることを目指す。また、べびちゅで得た越境ECのノウハウを、海外展開を検討・推進するWOW WORLDのクライアント企業に還元していく予定。

【ウェブインバウンド】海外のユーザーに対して商品・体験を、インターネットを通じて提供し、購入・利用してもらうこと。

■越境EC化の実施方法

 べびちゅの越境EC化は、べびちゅのシステムの一部に簡単な変更を加えることで、アクセスしたユーザーのIPアドレスを瞬時に判別し、海外向けカートシステムを表示することで実現している。また「WorldShopping BIZ」の海外決済、海外配送の代行サービスを活用し、世界125ヵ国に対応させることができた。

■べびちゅについて

 べびちゅは、日本と海外のベビー服ブランドの中から、ママたちが選んだ可愛いベビー服やグッズを販売することをコンセプトとしたWOW WORLDのグループ会社であるままちゅが運営するECサイト。季節に合った厳選アイテムや、親子お揃いコーデ服など豊富に取り揃えている。WOW WORLDはままちゅでECサイトを運営することにより、そこで発生する購買者とのコミュニケーションからノウハウを蓄積し、自社で開発・提供するコミュニケーションシステム「WEBCAS」に活かす取り組みをしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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