スクウェア・エニックス・HDは減益だが株価10%高、進ちょく率の高さなど注目され一段と出直る

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■第1四半期連結決算は営業利益29%減、経常利益27%減

 スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクウェア・エニックス・HD)<9684>(東1)は8月6日、一段高と出直って始まり、取引開始から1時間になる午前10時にかけては10%高の6410円(580円高)前後で推移。5日発表の第1四半期決算で進ちょく率が注目され、今年6月以来の6000円台に復帰している。

 第1四半期連結決算(2021年4~6月)は各利益とも減益で、営業利益は前年同期比29.5%減の173.16億円、経常利益は同26.9%減の176.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益も同11.9%減となった。通期の連結業績予想は据え置き、営業利益は400億円(前期比15.3%減)、経常利益も400億円(同20%減)。営業、経常利益とも通期予想の4割を確保しており、進ちょく率の高さが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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