プライム・ストラテジーは後場もストップ高続く、『KUSANAGI』累計稼働台数8万台を突破など好感

■四半期決算は12%増益、発表直後は下げたが見直し買い活発の様子

 プライム・ストラテジー<5250>(東証スタンダード)は10月20日、午前11時にかけてストップ高の2385円(400円高、20%高)まで上げ、後場も買い気配のままストップ高を継続。4日続伸基調となって一段と大きく出直る相場になっている。19日付で、同社が開発・提供する超高速CMS実行環境『KUSANAGI』の累計稼働台数が8万台を超えたと発表し、買い材料視されている。2023年10月19日時点で80,179台を計測しており、グローバルなCMS高速化ソリューションのデファクトスタンダードを目指すとした。

 株価は、第3四半期決算を発表した翌取引日(10月16日)に12%安(215円安の1646円)と値を消したが、その翌日からは連日上げて出直り基調となってきた。第3四半期の連結決算(2022年12月~23年8月・累計)は営業利益が222百万円で、11月通期予想の358百万円に対して進ちょく率62%だったことなどが翌日の下げの要因とされたが、第3四半期累計の増減率は、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同12%増加など好調だった。これを見直す買いも少なからず入っていると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る