【株式市場】日経平均は朝方227円高まで上げるがダレ模様、TOPIXは小安い

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◆日経平均は2万7569円84銭(46円65銭高)、TOPIXは1924.59ポイント(0.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億7379万株

 8月17日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの5日連続最高値などを受け、日本郵船<9101>(東1)などの海運株や大手商社株が次第高となり、業績予想を増額した東京エレク<8035>(東1)など、半導体株の一角も堅調に推移。日経平均は取引開始直後に227円20銭高(2万7750円39銭)まで上げた。ただ、自動車株が重く、新型コロナ拡大により百貨店、化粧品なども軟調。日経平均は徐々に値を消し、前引けは小幅高にとどまった。TOPIXは小安い。

 共栄タンカー<9130>(東1)や玉井商船<9127>(東2)などの中小型海運株が活況高となり、四半期決算の進ちょく率や増益率、アフガン情勢に起因する中東での船賃上昇観測などで値幅高。雪印メグミルク<2270>(東1)は巣ごもり消費の再拡大観測や値上げなどが言われて一段高。ジモティー<7082>(東マ)は大幅増益が注目されて急反発、FRONTEO<2158>(東マ)は業績予想の増額など好感され買い気配のままストップ高。ユニバーサル園芸社<6061>(JQS)は前週末発表の決算と今期予想が材料視され続伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億7379万株、売買代金は1兆72億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は983銘柄、値下がり銘柄数は1080銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が上げ、海運、医薬品、倉庫運輸、陸運、保険、卸売り、食料品、ガラス土石、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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