デジタルハーツHDは高値に顔合わせ、四半期決算発表ラッシュが一巡し好業績を再評価

銘柄

■DXの加速や巣ごもり需要など追い風に主事業がそろって好調に推移

 デジタルハーツホールディングス(デジタルハーツHD)<3676>(東1)は8月19日、再び上値を指向し、8%高の1835円(122円高)まで上げて約1週間前につけた2018年以来の高値に顔合わせとなっている。10日発表の第1四半期決算は営業利益が4倍、経常利益は3倍。四半期決算の発表ラッシュが一巡した頃合いで好業績銘柄の再発掘・再評価の動きが波及してきたとの見方が出ている。

 第1四半期は主事業がそろって好調に推移し、、「エンタープライズ事業」では、リモートワークの増加やDXの加速を背景に増加するシステムテストやセキュリティに関する需要を確実に取り込んだことにより、高い成長を継続した。また、「エンターテインメント事業では、巣ごもり需要等による市場拡大の追い風を受け、コンソールゲーム向けのデバッグ案件の獲得が進んだことにより好調に推移した。売上高は前年同期比19.7%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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