ペッパーフードは2日連続ストップ高、株主優待制度の再開や今期黒字化など好感

■優待は24年12月末を基準日として再開、500株以上の株主

 ペッパーフードサービス<3053>(東証スタンダード)は2月16日、一時2日連続ストップ高となり、41%高の172円(50円高)まで上げた後も30%高の160円前後で売買され、急激な出直り相場となっている。14日の16時に発表した12月決算(2023年12月期)が各利益とも大幅な赤字改善となり、今期は営業利益と経常利益の黒字化を見込むとした上、株主優待制度の再開なども発表し、好感買いの衰えない相場になっている。

 株主優待制度は2022年8月に「廃止」と発表したが、「多くの株主様から株主優待制度の再開等のご意見やご要望を頂戴」していることや、「当社株式への投資魅力を高め、中長期に保有していただくとともに、株主様を増やすことが当社の企業価値向上につながると判断」し、24年12月末日を基準日として再開するとした。500株以上を保有する株主を対象に自社商品(500株から5000株未満の株主には3000円相当)を贈呈する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る