【株式市場】日経平均は237円安のあと134円高まで上げたが前引けは軟調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8168円99銭(61円62銭安)、TOPIXは1978.16ポイント(4.52ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8421万株

 10月13日(水)前場の東京株式市場は、NY株の3日続落を受けて半導体株や自動車株の中に下げる銘柄が見られ、ソニーG<6758>(東1)は一時小高くなったが総じて軟調。一方、百貨店株はJ.フロントリテ<3086>(東1)の好決算高を受けて堅調に推移し、不動産株も堅調。日経平均は取引開始直後の237円15銭安(2万7993円46銭)を下値に切り返し、一時134円38銭高(2万8364円99銭)まで上げる場面があった。前引けは再び軟調。

 サインポスト<3996>(東1)が朝安の後切り返して大きく反発し、JR東日本との合弁会社が開発した無人決済システムが「ファミリーマート岩槻駅店」(さいたま市)で12日スタートなど買い材料視。SHIFT<3697>(東1)は8月決算と今期予想が好感され急反発。倉庫精練<3578>(東2)は新規事業のTシャツ加工など業績寄与の見方で一段と上げ2日連続ストップ高。メディカルネット<3645>(東マ)は第1四半期の大幅増益など好感され急伸。川崎地質<4673>(JQS)は洋上風力発電向け調査や盛り土調査などが言われ4日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億8421万株、売買代金は1兆2707億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は715銘柄、値下がり銘柄数は1359銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、不動産、金属製品、建設、その他製品、非鉄金属、水産農林、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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