ジー・スリーHDが再び出直る、新方式での「都市鉱山事業」開始などに注目再燃

材料でみる株価

■開始時期を11月上旬(予定)と発表済みのため期待強まる

 ジー・スリーホールディングス(ジー・スリーHD)<3647>(東2)は11月1日、反発基調となり、午前10時過ぎには5%高の443円(23円高)まで上げて再び出直りを強めている。10月中旬、二酸化炭素(CO2)排出量を従来方式と比較して1/30以下に抑制できる方法で金、銀、銅等の希少金属を回収・販売する新事業を11月上旬(予定)に開始と発表しており、期待が再燃している。

 10月中旬、新事業として、廃基板から希少金属資源を回収する「都市鉱山事業」を開始すると発表し、従来の廃基板処理方法である粉砕式や炭化式とは異なり、回収率向上と二酸化炭素(CO2)排出量の従来方式比1/30以下を実現する「反応型遊離方式」を用いるとし、注目を集めた。業績は回復傾向で、8月決算の連結営業利益は前期比4倍となり、今期は41%増を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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