【株式市場】日経平均は229円高まで上げて反発基調、大幅な円安や困窮者・事業者支援策など好感

◆日経平均は2万9325円75銭(218円97銭高)、TOPIXは2019.34ポイント(11.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1879万株

 11月11日(木)前場の東京株式市場は、NY株が3指数とも2日続落だったものの、円相場が早朝から対ドルで80銭前後もの円安になり、トヨタ自<7203>(東1)やファナック<6954>(東1)が続伸基調でスタート。日経平均は61円安で始まったあと堅調転換し、午前10時半頃からは一段と上げて229円25銭高(2万9336円03銭)まで上げた。経済対策の現金給付が18歳以下にとどまらず困窮世帯や事業者まで広がることなども好感され、前引けもほぼ高値圏で引けた。

 アマテイ<5952>(東2)が23.9%高で東証全銘柄の値上がり率トップとなり、前日の中期計画発表、今朝の「流通時価総額」拡充発表など好感。ケイアイスター不動産<3465>(東1)は業績予想の大幅増額などで2日連続大幅高。Sun Asterisk<4053>(東マ)も業績予想の大幅増額など好感され急伸。東京貴宝<7597>(JQS)は第2四半期黒字転換など好感され2日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は6億1879万株、売買代金は1兆2959億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1041銘柄、値下がり銘柄数は1001銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、非鉄金属、倉庫運輸、精密機器、保険、その他金融、卸売り、機械、銀行、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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