旭化成が急反発、世界最大級の水素製造装置との報道を受け注目集まる

銘柄フラッシュ

■水素価格を3分の1に引き下げ可能と伝えられ「脱炭素」推進を期待

 旭化成<3407>(東1)は11月25日、急反発となり、取引開始から50分を経過した午前9時50分には4%高の1170.0円(46.5円高)前後で推移し、約2週間ぶりに1700円台に復帰している。「水素製造量、世界で最大級、旭化成が装置、25年商用化」(日本経済新聞11月25日付朝刊)と伝えられ、注目されている。

 報道によると、製造する水素価格を2030年に1キログラム330円と現在の流通価格の約3分の1へ引き下げを目指すという。水素は、EV(電気自動車)の電気製造やFCV(燃料電池車)の燃料などとしてガソリンに代わる燃料源とされている。コスト低下はトヨタ自動車<7203>(東1)が開発を進める水素エンジン自動車の普及もアト押しすることになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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