アンジェスが補助金収入14億円を第4四半期に計上

■国立研究開発法人・日本医療研究開発機構より採択されたワクチン開発で

 アンジェス<4563>(東マ)は11月24日、2021年12月期・第4四半期連結会計期間間(21年10月1日から12月31日)において、補助金収入1400百万円を計上すると発表した。国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)より採択された創薬支援推進事業「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発」に関する委託研究開発契約に基づくもの。25日の株価は後場寄り後に444円(2円高)まで上げ、一段と強含む場面を見せている。

 本契約に基づき、AMEDより既に入金が行われていたが、本契約の適正な執行確保のための検査が21年12月期第3四半期連結会計期間末で、未確定であったことから前受金に計上していた。21 年10月5日付で令和2年度末検査結果通知を受けたことから、令和2年度委託研究開発費を前受金から営業外収益に振替を実施した。

 業績見通しについては、今後の事業の進捗を踏まえ、合理的な算出が可能になり次第速やかに開示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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