【株式市場】ギリシャ国民投票を見極めたいが材料株など高く全般続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万539円79銭(17円29銭高)、TOPIXは1652.09ポイント(3.85ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億7842万株

チャート15 3日後場の東京株式市場は、ギリシャ時間5日の国民投票まで積極的に動きづらい様子があったが、中国株(上海総合株価指数)が午後は急速に戻していると伝えられ、日経平均は14時頃に先物主導で堅調転換し、一時35円01銭高(2万557円51銭)まで上げて小幅だが続伸となった。野村ホールディングス<8604>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)の新型種類株の引き受け手数料の報道などで年初来の高値に進み、機械、精密機器、銀行株なども高い。前場は軟調だった東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も反発した。

 後場は、アスクル<2678>(東1)が昨日発表の好決算などが好感されて一段高となり、セキド<9878>(東2)ラオックス<8202>(東2)が訪日外国人観光客の関連株人気に乗り上値を追い、日本一ソフトウェア<3851>(JQS)は「謎の公式サイト」というサイト開設などが好感されて一時ストップ高。ソノコム<7902>(JQS)は決算好調で終日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は21億7842万株(前引けは11億3354万株)、売買代金は2兆1575億円(同1兆556億円)。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は577(同482)銘柄、値下がり銘柄数は1196(同1255)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、精密機器、その他金融、銀行、ゴム製品、パルプ・紙、食料品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る