星光PMCは「セルロースナノファイバー」事業への注目が再燃し堅調に推移

■「CNF」で電球を発光、日本製紙が成功との報道を受け連想が波及

 星光PMC<4963>(東1)は12月7日の後場693円(6円高)で始まり、前場の一時696円(9円高)に続き堅調に推移している。製紙用薬品の大手だが、木質由来の新素材CNF(セルロースナノファイバー)、AgNW(銀ナノワイヤ)などの事業化を推進しており、日本製紙<3863>(東1)がCNFを用いた蓄電体で電球を光らせることに成功し2023年度にはドローン用電池での実用化を目指すと同日付の日本経済新聞が伝え、CNF事業への感心が再燃している。

 また、星光PMCは、東証が22年4月の移行を計画する新市場区分で「プライム市場」を目指すと発表済みで、これに向け、「流通株式時価総額」の基準を満たすための取組を発表済み。CNFやAgNWの事業化推進に加え、環境製品の提供を通じた地球環境への貢献も進める。次期中期計画の発表を22年2月中旬に予定するとしているため、これに向けて期待と注目が強まると予想されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る