住友金属鉱山が反発、26日までドイツで3年に1度の国際展に出展中で海外勢が見直す期待

■近赤外線吸収材料など脱炭素社会に貢献する材料を世界に発信

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は10月24日、時間とともに強含む相場となり、午前10時にかけては5%高の4235円(194円高)まで上げ、反発相場となっている。ドイツで3年毎に開催されるプラスチック・ゴム業界の世界最大規模の国際展示会「K2022」(10月19日から26日まで)に脱炭素社会の実現に貢献する機能性材料を出展すると発表済みで、海外勢が注目し直す動きとの見方が出ている。また、前週後半の日豪首脳会談で資源に関する強力が確認されたことなども買い材料になるようだ。

 国際展に関する発表では、粉体材料製品である近赤外線吸収材料「CWO」、希土類磁石材料「Wellmax」のほか、開発品である「Fe-Ga(鉄・ガリウム)磁歪合金単結晶」を展示し、脱炭素社会の実現に貢献する機能性材料を世界に向けて発信するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る