第一生命HDは4日続伸基調で始まる、米FOMCで金利上昇圧力が強まる期待

■金利が上がると資産運用環境の好転との観点から買われやすい

 第一生命ホールディングス(第一生命HD)<8750>(東1)は12月14日、続伸基調で始まり、取引開始後は2460.5円(26.5円高)まで上げ、日々小幅だが4日続伸となっている。米金利が上がると資産運用環境の好転という観点から買われやすい経験則があり、米国の金融政策決定会合FOMC(連邦公開市場委員会、14、15日)次第では「テーパリング(量的緩和縮小)」のピッチ加速の可能性があるため、先取り買いが継続と見られている。米金利上昇は円安要因にもなる。今朝は損保株も総じて高い。

 業績動向はしっかりで、野村証券は9日付で投資判断を「Buy」継続とし、目標株価は200円引き上げて2800円に設定したと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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