シーユーシーがストップ高、第1四半期61%増益など好感、上場来安値圏から一段と出直る

■「通期計画に対する進捗は想定以上」としたため期待強まる

 シーユーシー<9158>(東証グロース)は7月25日、取引開始後にストップ高の1906円(400円高、27%高)まで上げて上場来の安値圏から一段と出直っている。る医療機関向けの経営支援サービスやホスピス型住宅展開、訪問看護や訪問介護を行い、24日の夕方に発表した第1四半期決算(2024年4~6月・連結)が売上収益38%増加、営業利益61%増加などと大幅に伸びたことが好感されている。

 連結営業利益は前年同期比60.9%増の13億41百万円だった。25年3月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は40億円(前期比7.0%増)だが、「通期計画に対する進捗は想定以上。当期利益の進捗は米国子会社への貸付に係る為替差益を除いても想定以上」(決算説明資料より)としたため、上振れ推移への期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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