マルマエの11月末の受注残高は前年同月の2.9倍、大幅な増加が続く

■半導体分野・FPD分野とも受注額が過去最高を更新

 マルマエ<6264>(東1)が12月17日の取引終了後に発表した11月末の月次受注残高は、前月比で12.1%増、前年同月比では191.8%増(2.9倍)の24.11億円となり、前月発表した10月末の前年同月比148.9%増に続いて大きく増加した。

 半導体分野は、先月に続き受注額が過去最高を更新したことから、前月比9.4%増、前年同月比では175.8%増(2.7倍)の16.26億円となった。

 FPD分野においても、出荷検収が好調であるなか、消耗部品のまとめ受注が発生したこともあって受注額が過去最高を更新し、前月比25.1%増、前年同月比では297.5%増(3.9倍)の7.76億円となった。

 その他分野においては、出荷検収が順調に推移したことから、前月比80.9%減、前年同月比では79.7%減の8百万円となった。

 今後の見通しとしては、半導体分野については、受注に対応するため生産能力増強を進めており、ロジック向けを中心に強い市場環境が続く見通しであることから、今後も一時的な山谷はありながらも、しばらくは好調に推移すると予想している。FPD分野では、中小型OLED向けを中心に、しばらくは好調な受注が予想されるとし、その他分野においては、太陽電池製造装置向けの引き合いがあり、受注に向けた活動を行っていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る