ニップンは予想を上回る四半期決算など好感され大きく出直って始まる

銘柄フラッシュ

■冷凍食品類が好調を維持し業務用は回復傾向に

 ニップン<2001>(東1)は12月29日、大きく出直って始まり、取引開始後は1681円(39円高)まで上げ、今年9月につけた戻り高値1689円に迫っている。28日の16時に発表した第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)が5月開示の従来予想を上回り、好感買いが先行している。営業利益は従来予想を17%上回る58.69億円(前年同期比40.0%増)となった。

 発表によると、第2四半期累計期間は、冷凍食品類が家庭内での内食需要の高まりにより
引き続き好調に推移しているほか、業務用食品及び中食事業の需要が前年の低迷から回復した。親会社株主に帰属する四半期純利益は従来予想を38%上回り52.35億円(同47.9%増)となった。3月通期の予想は据え置いたが上振れ観測が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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