京都銀行は5%高、配当性向の拡大(30%から50%に)など好感される

株式市場 銘柄

■今年度から適用するとしたため総配当額が増えることに

 京都銀行<8369>(東1)は12月29日、再び出直って始まり、取引開始後は5%高に迫る5300円(240円高)まで上げ、取引時間中としては今年12月17日以来、約2週間ぶりの5200円台復帰となっている。28日の16時、配当性向の目安を現在の30%から50%に拡大すると発表し、今年度から適用するとしたため総配当額が増えると好感されている。

 発表によると、経営理念「地域社会の繁栄に奉仕する」のもと、幅広いステークホルダーの期待に応えるべく、かねてから成長投資や健全性確保とのバランスを勘案しつつ株主還元の充実を進めてきた。2022年4月の東証新市場区分「プライム市場」移行を見据え、広域型地方銀行としての一段の成長実現やSDGs/ESGなどへの対応強化を通じて、企業価値の持続的向上に取り組む中、利益還元のさらなる充実に向け、株主還元方針を変更することとした(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る