【株式市場】日経平均は543円安、コロナ感染療養増加による産業活動への影響など懸念

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7945円70銭(543円43銭安)、TOPIXは1965.12ポイント(40.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し7億4060万株

 1月14日(金)前場の東京株式市場は、新型コロナ感染療養者の増加による人手不足と産業活動への影響が懸念され、NY株の反落もあり、日経平均は242円安で始まったあと時間とともに下げ幅を広げ、午前11時過ぎに599円92銭安(2万7889円21銭)まで下押した。中で、業績予想を増額したセブン&アイHD<3382>(東1)や連続最高益の11月決算を発表したエスプール<2471>(東1)などは逆行高となった。

 ビックカメラ<3048>(東1)が第1四半期決算と自社株買いなど好感されて逆行高となり、カネコ種苗<1376>(東1)も自社株買いが好感されて高い。アドテックプラズマ<6668>(東2)は第2四半期決算などが好感され高値更新。バンク・オブ・イノベーション<4393>(東マ)は新作RPG『メメントモリ』事前登録数10万人突破と歌の公開など注目され一時ストップ高。シーズメン<3083>(JQS)はメタバース関連事業への期待再燃とされ急出直り。

 東証1部の出来高概算は増加し7億4060万株、売買代金は1兆8184億円。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は201銘柄、値下がり銘柄数は1930銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種の値上がりにとどまり、水産農林、空運、小売り、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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