【株式市場】前場の日経平均は582円高、初の4万3000円台で取引時間中の最高値を連日更新、半導体株など活況高

◆日経平均は4万3301円07銭(582円90銭高)、TOPIXは3093.85ポイント(27.48ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億1047万株、

 8月13日(水)前場の東京株式市場は、NY株の全般反発、S&P500、NASDAQの連日最高値などを受けて米国景気への期待が強まったほか、米国の対中国関税の猶予などで中国景気の持ち直しにも期待が再燃し、日経平均は6日続伸基調となり、午前11時にかけて629円高(4万3347円)まで上げ、初の4万3000円台乗り2日続けて取引時間中の最高値を更新した。ルネサスエレ<6723>(東証プライム)が8%高、東京エレク<8035>(東証プライム)が7%高など半導体関連株がほぼ全面高となり、三菱重工<7011>(東証プライム)は実質的な最高値。フジクラ<5803>(東証プライム)も高値などデータセンター関連株も高い。

 横浜ゴム<5101>(東証プライム)とサンリオ<8136>(東証プライム)が2日続けて大幅高となり四半期決算と業績・配当予想の増額を連日好感。松屋フーズHD<9887>(東証プライム)は「寄り天」(寄り付き天井)型だが大幅増益など好感され急伸。ヨネックス<7906>(東証スタンダード)も2日続けて大幅高となり四半期決算など連日好感。エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)は四半期黒字化決算など好感されストップ高。unerry<5034>(東証グロース)は気配値のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億1047万株、売買代金は3兆2159億円。プライム上場1622銘柄のうち、値上がり銘柄数は1019銘柄、値下がり銘柄数は519銘柄。

 東証33業種別指数は28業種が値上がりし、精密機器、電気機器、非鉄金属、サービス、機械、空運、その他製品、ゴム製品、ガラス土石、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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