シンバイオ製薬が後場一段強含む、アデノウイルス感染症薬の英国での治験申請受理を好感

コロナ 薬

■世界的に有効な治療薬がなく医療ニーズが極めて高いという

 シンバイオ製薬<4582>(JQS)は1月18日の正午前、「抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤(brincidofovir)による小児のアデノウイルス感染症を対象とした第2相臨床試験の英国での治験申請」を発表し、株価は後場寄り後に一段強含んで1089円(54円高)まで上げた。14時にかけても堅調に推移し、前日比で反発基調となっている。

 18日の正午前、主に小児を対象としたアデノウイルス感染症(AdV感染症)に対する抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤に関する国際共同第2相臨床試験を、米国に続き英国でも開始するため、英国医薬品庁に治験申請を提出し、受理されたと発表した。小児の播種性AdV感染症については、時に致命的な経過を辿り、現在、世界的に有効な治療薬がないことから医療ニーズが極めて高いという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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