【株式市場】日経平均は264円高、朝方の176円安から大きく切り返す

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6981円89銭(264円55銭高)、TOPIXは1893.26ポイント(16.37ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7986万株

 1月31日(月)前場の東京株式市場は、日本製鉄<5401>(東1)やトヨタ自<7203>(東1)が安く始まった後一気に切り返して上値を追い、朝寄りの売買を通過した後は強さの目立つ相場になった。アルプスA<6770>(東1)など業績予想を増額した銘柄も強く、INPEX<1605>(東1)などの資源株、半導体関連株、海運株なども高い。日経平均は取引開始直後の175円69銭安(2万6541円65銭)を下値に切り返し、前引け間際に278円31銭高(2万6995円65銭)まで上げて大幅続伸基調の前場となった。

 オリエンタルランド<4661>(東1)が活況高となり、第3四半期決算と通期業績予想の増額修正など好感。リミックスポイント<3825>(東2)は暗号資産事業のビットポイントジャパンが新たな銘柄「DEP」(ディープコイン)の取り扱い開始や新庄剛志さんのCM起用などが言われて急出直り。アイリッジ<3917>(東マ)は子会社フィノバレーと三菱電機との提携が好感され急伸。ウルトラファブリックスHD<4235>(JQS)は業績予想の増額など好感され急出直り。

 東証1部の出来高概算は5億7986万株、売買代金は1兆4010億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1581銘柄、値下がり銘柄数は519銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、精密機器、サービス、鉱業、海運、情報通信、電機機器、鉄鋼、金属製品、その他製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る