【株式市場】日経平均は朝方の33円高を上値に軟調、大幅増益銘柄などに買い集中

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万8946円61銭(159円40銭安)、TOPIXは2009.84ポイント(8.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7649万株

 10月27日(水)前場の東京株式市場は、日経平均が取引開始直後の33円21銭高(2万9139円22銭)を上値に伸びきれず、午前11時前には一時235円76銭安(2万8870円25銭)まで下押して前日比反落模様となった。NYダウの連日最高値と円安などを受けトヨタ自<7203>(東1)などは高いが、任天堂<7974>(東1)などはXマス商戦に期待がある割に軟調。前引けにかけては、米国が中国の国営通信社の米国での免許を取り消す方針と伝わり関係悪化の懸念があった。

 新光電工<6967>(東1)やシマノ<7309>(東1)、日立建機<6305>(東1)が四半期決算や業績予想の増額などを買い材料に活況高。ジャパンエンジンコーポ<6016>(東2)は日本近海での軽石浮遊による船舶エンジン故障続出を受けて連想買いとされ急伸。弁護士ドットコム<6027>(東マ)、田中化研<4080>(JQS)は四半期決算など好感されストップ高。サイバートラスト<4498>(東マ)も活況高。

 東証1部の出来高概算は5億7649万株、売買代金は1兆3487億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は609銘柄、値下がり銘柄数は1471銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、食料品、輸送用機器、保険、化学、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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