【株式市場】日経平均は284円高、後場一段と上げ3日ぶりに2万7000円台を回復

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7001円98銭(284円64銭高)、TOPIXは1895.93ポイント(19.04ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢となり13億1461万株

 1月31日(月)後場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東1)やキーエンス<6861>(東1)などの値がさ半導体・電子部品株が一段高で始まり、海運株も正午に業績・配当予想の増額を発表した商船三井<9104>(東1)を先頭に一段高。倉庫株も13時に発表した三菱倉<9301>(東1)などが一段と強含んだ。日経平均は寄り後に417円23銭高(2万7134円57銭)まで上げて一段高となり、その後は一進一退となったが大引けは2日続伸、3取引日ぶりに2万7000円台を回復した。

 後場は、テモナ<3985>(東1)が上げ幅を広げ、「まん延防止条例」拡大は通販事業に追い風の見方。川崎近海汽船<9179>(東2)は昼前の第3四半期決算発表、業績予想の増額修正が好感されて上げ幅拡大。ホットリンク<3680>(東マ)も業績予想の増額修正など好感され朝の取引開始後に買い気配のままストップ高に達し、後場も大引けまで買い気配。ブロードメディア<4347>(JQS)は四半期決算が好感されて一段ジリ高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり13億1461万株(前引けは5億7986万株)、売買代金は3兆2130億円(同1兆4010億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1715(前引けは1581)銘柄、値下がり銘柄数は417(同519)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、精密機器、サービス、鉱業、鉄鋼、情報通信、倉庫運輸、金属製品、その他金融、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る