アールシーコアが「走るログ小屋」でムラサキスポーツとコラボ

■2月中旬、「ムラサキスポーツ特別仕様車」が千葉県一宮町に登場

 ログハウス住宅の国内最大手・アールシーコア<7837>(JQS)とアクションスポーツ用品の販売や大会運営などを手がける株式会社ムラサキスポーツ(東京都台東区)は、2022年1月28日に業務提携し、2月中旬、走るログ小屋『IMAGO』の「ムラサキスポーツ特別仕様車」を千葉県長生郡一宮町にあるムラサキスポーツのカフェ併設店舗「SURF GARDEN SHOP&CAFE」に設置する予定となった。海や山に持ち出せる走るログ小屋を同店で体験できるほか、イベント会場や大会にも移動して活用していく。アールシーコアが2月3日に発表した。

■冬はスノーボードのライダーハウス、夏はサーフボードを置いたり干したり

 走るログ小屋『IMAGO』は、2021年10月に新発売した車輪付きログ小屋商品。海や山に持ち出すことができ、不動産ではなく動産なので、建築基準法に縛られずに設置ができる。無垢の国産杉を使った存在感のある外観は人目を引き、特に、「ムラサキスポーツ特別仕様車」と同じ20フィートサイズの『IMAGO X』は約5.6m×2mサイズ(床面積11.3平方メートル)で、仮設店舗や仮設オフィスとしても使い勝手がよく、新エリアへの出店などのトライアルにも活用できる。リースによる事業対応もできる。

■今回のタイアップの背景

 ムラサキスポーツは、アクションスポーツ用品の販売や大会運営等を手がけるなかで、ライフスタイルを重視し、様々な事業を通じてスポーツ文化を発信している。一方、アールシーコアがログハウスのブランド『BES』事業で目指しているのは、暮らしを楽しむ文化の創造になる。サーフィンやスノーボードといったアウトドアスポーツは、『BESS』が提唱する「自然とつながる暮らし」にマッチし、また実際に『BESS』の家に住むサーファーやスノーボーダーの方も多いなど、顧客層もマッチしている。

 現在、『BESS』が自然のそばで大らかな暮らしを楽しむ「梺(ふもと)ぐらし」を行うためのコミュニティ用地を計画中の千葉県長生郡一宮町には、ムラサキスポーツのカフェ併設店舗「SURF GARDEN SHOP&CAFE」がある。そこで、海や山に持ち出せる『IMAGO』を使って、両社で新しいライフスタイルの提案ができると、今回のタイアップの運びとなった。

 「ムラサキスポーツ特別仕様車」の特長は、自分の好きなものばかりを詰め込める「おもちゃ箱」、ムラサキスポーツの魅力的なアイテム群を象徴する「道具箱」、ワクワクする驚きが詰まった「びっくり箱」の3つの要素を掛け合わせたデザイン。「GRAY×WHITE」のカラーでムラサキスポーツのロゴが入る。

 夏はサーフボードを置いたりウェットスーツを干したりもできるカフェスペースとして利用し、冬は山に移動してスノーボードのライダーハウスとして活用することを想定し、内外の壁面には、サーフボードやスケートボードのラックや、シャワーを設置し、ムラサキスポーツが応援するライドスポーツに活用でき、シーンに応じて自由に手を入れることができる仕様となっている。

 今後は、サーフィンの大会やムラサキパーク(同社が運営するスケートパーク)などに持ち込むことで、選手のサポートやスペース提供といった活用や、アウトレット木更津店などの路面店に展示するなど、集客やイベント利用を行っていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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