日東紡は連日出直る、通期の利益予想を増額修正したが保守的との見方

業績でみる株価

■第3四半期までの進ちょく率は増額後との対比でも営業利益で8割強

 日東紡<3110>(東1)は2月8日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時過ぎには6%高の3110円(171円高)まで上げ、2日続けて大きく出直っている。第3四半期決算が好調で、高速大容量通信要の電子材料向けスペシャルガラス・クロスの貢献などにより連結営業利益は32%増加。3月通期の利益予想を増額修正したが保守的との見方があり、再増額修正に期待する様子もあるようだ。

 第3四半期決算は前週末取引日の4日15時に発表し、連結営業利益は前年同期比32%増の56.55億円となった。3月通期の連結営業利益の予想は、従来予想を6%上回る70億円の見込みとし、純利益は同20%上回る60億円の見込みとした。それでも、第3四半期までの進ちょく率は営業利益で通期予想の81%に達しているため、予想が保守的との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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