TOKYO BASEが急伸一段高、5月の月次売上速報を好感、主な項目が今期最大の伸び率

■既存店売上高は19.2%増加、全社合計も同256%増加

 TOKYO BASE<3415>(東証プライム)は6月4日、一段高となり、午前9時50分にかけて14%高の382円(48円高)まで上げ、年初来の高値を大きく更新している。3日午後に発表した月次動向「2025年5月度、月次売上速報」の主な項目が今期初の25年1月以降で最大の伸び率となり、注目が強まっている。昨3日まで5日連続小幅高で、ジリジリ上げたあと吹き上げるような大幅高となっている。

 25年5月の既存店売上高は前年同月比19.2%増加し、今期初の2月以降で最大の伸び率となった。また、全社合計も同256%増加し、今期最大の伸び率となった。全社合計のうち、実店舗は同26.3%増加し、ECは同25.0%増加した。日本実店舗では、先月に引き続きインバウンドが好調に推移しており、前年からシーズンMD構成の変更を行い夏物アイテムを充実させていることなどが寄与した。実店舗+ECの既存店前年比はセレクト事業が同17.4%増加し、自社ブランド事業は同29.3%増加。なかでも自社ブランド事業のメンズでUNITED TOKYO、PUBLIC TOKYO、CITY TOKYOともに継続して好調に推移して増収を牽引、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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