三井物産が2007年以来の高値、原油100ドルに迫り資源関連事業に期待強い

■ウクライナ情勢を受けNY原油95ドル、北海ブレント96ドル

 三井物産<8031>(東1)は2月15日、続伸一段高で始まり、取引開始後は3093.0円(33.0円高)まで上げ、2007年以来の高値に進んでいる。資源関連事業では大手商社の中で原油関連の事業に強いとされ、ロシア・ウクライナ情勢を受けた最近の原油高、非鉄金属高などの業績への寄与に期待が強まっている。三菱商事<8058>(東1)、住友商事<8053>(東1)も続伸基調となっており、大手商社株はそろって高い。

 市況高が単純に業績に寄与するわけではないが、株式投資上の買い材料として注目されている。NY原油先物は米国14日に95ドル/バレルに乗り2014年9月以来の高値を連日更新した。また、北海ブレント先物も96ドル台に乗り、同年同月以来の高値に進んだと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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