ベステラは22年1月期連結業績予想を上方修正

(業績予想修正速報)
 ベステラ<1433>(東1、新市場区分プライム)は2月16日の取引時間終了後に22年1月期連結業績予想の上方修正を発表した。大型工事が順調に進捗して売上高、利益とも従来予想を上回り、大幅増収増益となる見込みだ。23年1月期も収益拡大基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響で上値を切り下げる形だが調整一巡感を強めている。上方修正を評価して出直りを期待したい。

■22年1月期連結業績予想を上方修正、工事進捗順調

 22年1月期連結業績予想を上方修正した。従来予想(21年10月1日付で経常利益を1億46百万円、親会社株主帰属当期純利益を9億97百万円、それぞれ上方修正)に対して、売上高が3億円、営業利益が1億40百万円、経常利益が1億66百万円、親会社株主帰属当期純利益が1億01百万円、それぞれ上回る見込みだ。

 修正後の連結業績予想は、売上高が21年1月期比60.2%増の59億円、営業利益が4.8倍の5億90百万円、経常利益が3.9倍の8億30百万円、親会社株主帰属当期純利益が10.3倍の14億58百万円とした。配当予想は据え置いて、21年1月期と同額の16円(第2四半期末6円、期末10円)としている。

 21年1月期に受注した電力および化学関連の大型案件を中心に工事が順調に進捗し、矢澤(21年12月に子会社化)との事業シナジー効果も順調に推移している。コスト面では工事原材料価格の高騰、工事監督の積極採用による一過性採用費用の増加があったが、コスト管理の徹底などで吸収した。

 なお、持分法適用関連会社のリバーホールディングスがタケエイと経営統合してTREホールディングス<9247>が新規上場(21年10月1日付)したことに伴う株式移転で、第3四半期の特別利益に企業結合における交換利益12億75百万円を計上している。

 今後の需要拡大が予想される原子力発電所廃止措置関連解体や風車解体などの領域にも受注活動を展開・強化する方針だ。23年1月期も収益拡大基調を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は地合い悪化の影響で上値を切り下げる形だが調整一巡感を強めている。上方修正を評価して出直りを期待したい。2月16日の終値は1272円、前期推定連結PER(修正後の会社予想の連結EPS177円23銭で算出)は約7倍、時価総額は約111億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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