トヨタ自動車が2日続伸、「クライナ大統領が譲歩の用意」とされ相場に変化の兆し

トヨタ TOYOTA 7203

■ロシア・ウクライナ情勢を受けて2月から下げてきた相場の巻き戻しを期待

 トヨタ自動車<7203>(東1)は3月10日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1945.0円(99.5円高)まで上げ、出直りを強めている。ウクライナのゼレンスキー大統領が一定の譲歩をする用意を示したと伝えられ、ロシア・ウクライナ停戦への期待が出たほか、米国9日のNY株式はダウ653ドル高などと大幅高で5日ぶりに反発。トヨタなどはロシア・ウクライナ情勢を受けて2月から急落商状を続けてきたが、こうした相場に変化の兆しが出てきたとの見方が出ている。

 「ウクライナのゼレンスキー大統領はドイツメディアとのインタビューで、一定の譲歩をする用意はあるとし、ロシア側にも妥協を呼び掛けた。また同大統領の側近は、ウクライナは安全保障の確約が得られれば、政治的な中立性をロシアと議論することにオープンだと述べた」(ブルームバーグニュース3月10日8:11更新)などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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