【株式市場】日経平均は反落312円安、トヨタなどは高く一時415円安から持ち直す

株式

◆日経平均は2万7727円76銭(312円40銭安)、TOPIXは1959.14ポイント(19.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7866万株

 3月24日(木)前場の東京株式市場は、原油相場の再上昇、NY株の大幅反落などを受け、値がさの半導体関連株などが反落した。一方、円安などを受けて任天堂<7974>(東1)などが高く、自社株買いを発表したトヨタ自<7203>(東1)も堅調。日経平均は346円安で始まり、午前9時30分頃の415円54銭安(2万7624円62銭)を下値に一進一退のあと100円ほど持ち直し、前引けは8日ぶりの反落模様だが底堅い推移となった。

 原油再上昇を受けてINPEX<1605>(東1)が一段高。ニッケル高を受け大平金<5541>(東1)は10日ぶりに高値を更新。アルメタックス<5928>(東2)は業績予想の増額修正など好感され急伸。リボミック<4591>(東マ)は米国での臨床試験結果など好感され急伸しストップ高。フジタコーポ<3370>(JQS)はコロナ沈静化や札幌の冬季五輪招致への期待など言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億7866万株、売買代金は1兆4938億円。1部上場2181銘柄のうち、値上がり銘柄数は301銘柄、値下がり銘柄数は1826銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種の値上がりにとどまり、鉱業、非鉄金属、輸送用機器、鉄鋼、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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