【株式市場】日経平均2週間ぶりに2万600円を回復し新規上場株は買い気配

株式市場 銘柄

◆日経平均の前引けは2万600円12銭(136円79銭高)、TOPIXは1660.83ポイント(14.42ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億2756万株

チャート13 16日後場の東京株式市場は、円相場が対ドルで一時134円に入る円安基調になったことなどが好感され、村田製作所<6981>(東1)象印マホービン<7965>(東2)が高値引けとなるなどで、日経平均は149円17銭高(2万612円50銭)まで上げて4日続伸となり、7月2日以来の2万600円台回復となった。

 後場は、ソニー<6758>(東1)も高値引けとなったほか、東京電力<9501>(東1)などの電力株が原発の再稼働拡大の期待などで一段ジリ高となり、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)はNISA(少額投資非課税制度)枠で投資したい人気銘柄の上位とされて高値引け。任天堂<7974>(東1)も高い。セキュリティ関連株の人気も再燃し、FFRI<3692>(東マ)は上場来の高値。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は6月第2四半期が好調とされストップ高となり大幅続伸。

 本日上場となったアイリッジ<3917>(東マ)は前後場とも買い気配のまま値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限に達し、公開価格1200円の2.3倍の2760円で買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は21億2756万株(前引けは11億2351万株)、売買代金は2兆4586億円(同1兆2185億円)。1部上場1888銘柄のうち、値上がり銘柄数は1237(同1034銘柄)、値下がり銘柄数は519(同709)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて29業種が値上がり(前引けは26業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、その他製品、電力・ガス、情報・通信、小売り、サービス、陸運、保険銀行、などとなった。

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