【株式市場】日経平均は39円安だがTOPIXは小幅高、東証プライム市場は値上がり銘柄が多い

株式

◆日経平均は2万7626円77銭(39円21銭安)、TOPIXは1945.51ポイント(1.24ポイント高)、出来高概算(東証プライム市場)は4億7202万株

 4月4日(月)前場の東京株式市場は、NY株高などを受けてソニーG<6758>(東証プライム)などが取引開始から堅調となった一方、半導体株指数は安かったということで東京エレク<8035>(東1)などは終始軟調に推移。日経平均は取引開始直後の88円26銭高(2万7754円24銭)を高値に重く、午前10時過ぎには87円17銭安(2万7578円81銭)まで軟化する場面があった。前引けはTOPIXが堅調で小高いものの、この日から実施された東証の新市場区分が幾分か寄与との見方もあった。

 ジャパンディスプレイ<6740>(東証プライム)が2日連続急伸し、世界初の第6世代TFTに関する発表など連日好感。東邦金<5781>(東証スタンダード)、助川電工<7711>(東証スタンダード)はINPEX<1605>(東証プライム)の核融合発電への取組から連想買いとされ急伸。サイバーセキュリティ<4493>(東証グロース)はサイバー攻撃対策需要の拡大に加え信用取引規制の解除も好感され急伸。i―plug<4177>(東証グロース)は中途採用関連事業の強化、子会社設立など好感され一時ストップ高。

 新規上場のセカンドサイトアナリティカ<5028>(東証グロース)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは2370円(公開価格1390円の71%高)で買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は4億7202万株、売買代金は1兆507億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1082銘柄、値下がり銘柄数は699銘柄、変わらずは58銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、海運、鉱業、精密機器、石油石炭、情報通信、サービス、証券商品先物、非鉄金属、電力ガス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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