【株式市場】日経平均は28円安、朝寄りは229円高だったが原油高などで手控える

◆日経平均は2万7708円30銭(28円17銭安)、TOPIXは1946.80ポイント(6.83ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億7094万株

 4月5日(火)前場の東京株式市場は、NY株の2日続伸などを受けてトヨタ自<7203>(東証プライム)などが高く始まったが、日経平均は朝寄り値の2万7965円94銭(229円47銭高)を高値に値を消し、円相場の反発などを受け午前10時には74円19銭安(2万7662円28銭)まで軟化する場面があった。中で、原油高を受けINPEX<1605>(東証プライム)が高値に接近、好決算のしまむら<8227>(東証プライム)も高い。

 楽天G<4755>(東証プライム)が一段と出直り、通信子会社の自社回線拡大発表など買い材料視。バイク王&C<3377>(東証スタンダード)は四半期決算など好感され一段高。川口化<4361>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正など好感され急伸。ジャパン・ティッシュ・エンジ<7774>(東証グロース)は旧JASDAQ銘柄で、グロース市場銘柄を対象に算出継続される東証マザーズ指数への採用にともなう買い需要など思惑視されストップ高。同じくセルシード<7776>(東証グロース)も一時急伸。マクアケ<4479>(東証グロース)は3月締めの第2四半期好調の期待などで出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は5億7094万株、売買代金は1兆2989億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は963銘柄、値下がり銘柄数は802銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、鉱業、陸運、小売り、サービス、繊維製品、石油石炭、情報通信、電機機器、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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