【株式市場】日経平均は51円高となり2日続伸、TOPIXは反落だが後場底堅い

◆日経平均は2万7787円98銭(51円51銭高)、TOPIXは1949.12ポイント(4.51ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は11億5544万株

 4月5日(火)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東証プライム)やレーザーテック<6920>(東証プライム)が一段軟調に始まり、日銀総裁が午前に国会で円安をけん制したと伝えられたことなどが影響とされたが、ソニーグループ<6758>(東証プライム)や日産自動車<7201>(東証プライム)などは堅調に推移し、キッコーマン<2801>(東証プライム)は13時過ぎから堅調に転換。日経平均は下げ幅を縮めて始まり、13時前から小高くなり、大引けも堅調で2日続伸となった。

 後場は、日本電波工業<6779>(東証プライム)が一段高となり新株発行の概要が固まったことや目標株価の引き上げなど好感。ユナイテッドアローズ<7606>(東証プライム)は月次動向など好感され一段高。エム・エイチ・グループ<9439>(東証スタンダード)はクレジットカード用非対面決済プラットフォーム開発との発表を受け13時頃から急動意隣ストップ高。Kaizen Platform<4170>(東証グロース)は一段と出直りを強め中盤からストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億5544万株(前引けは5億7094万株)、売買代金は2兆6679億円(同1兆2989億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は952(前引けは963)銘柄、値下がり銘柄数は808(同802)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、陸運、小売り、サービス、精密機器、情報通信、電機機器、繊維製品、石油石炭、となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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