ユーグレナが高値を更新、再生航空燃料(SAF)の政府方針報道を受け注目強まる

銘柄フラッシュ

■バイオジェット燃料「サステオ」を手掛け連想が働く

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は4月15日、再び上値を追う相場になり、午前10時にかけては5%高の910円(43円高)まで上げて10日ぶりに年初来の高値を更新し、昨年11月24日以来の900円台を回復している。「政府は航空分野の脱炭素に向け、廃食油や植物などを原料とする再生航空燃料(SAF)を輸入し供給する体制づくりに乗り出す」(日本経済新聞4月15日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されたと見られている。

 同社は、航空機の燃料に混ぜて使うことでCO2排出を目立って削減できるバイオジェット燃料「サステオ」(SAF:持続可能な航空燃料のひとつ)を手がけている。報道には同社の社名が全く見当たらず、政府方針は「輸入」重視のもようだが、国産燃料の供給者としてロシアのふるまいを念頭に貴重な存在と注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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