東芝は不適切会計の「金額」明らかになり出尽し感

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 東芝<6502>(東1)は朝寄り後に5.9%高の398.6円(21.8円高)まで上げ、7月8日以来の390円台を回復して出直る始まりとなっている。不適切会計を巡る第三者委員会の報告書の概要が20日に伝えられ、利益水増し額は2009年3月期から15年3月期までの間に1562億円あったとされたが、これまでつかめなかった「金額」が明らかになったことで相場心理に特有の出尽し感が広がったようだ。

 同社は20日夜、第三者委員会の調査報告書の要約版を発表し、全文は21日の15時に発表するとともに、同日19時から第三者委員会による会見を行なうとした。

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