バルテスが一時17%高、業績予想の増額修正など好感され急反発

株式市場 銘柄

■営業利益は前回予想を23%上回る5.7億円(前期比65%増)に

 バルテス<4442>(東証グロース)は5月10日、急反発となり、一時17%高の1519円(219円高)まで上げる場面を見せて今年4月20日以来の1500円台を回復している。9日の15時30分、2022年3月期の通期連結業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。

 発表によると、22年3月期は、大型案件の増加や、金融・公共・流通等のエンタープライズ系領域からの受注が引き続き順調に拡大し、売上高は前回発表予想に比べ4.0%増の67.07億円の見込み(前期比27.5%増)となった。利益面では、利益率の高い上記エンタープライズ系領域での業績が特に好調に推移したうえ、下期以降に原価低減などが進み、営業利益は前回予想を22.9%上回る5.70億円(同65.4%増)の見込みとなった。親会社株主に帰属する当期純利益は同35.7%上回る4.13億円(同67.8%増)を確保できる見込みとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る