ENEOSホールディングスが後場プラス転換、ガソリン高を抑制する補助金の拡大など買い材料視

■2日前に年初来高値をつけたばかりで基調に崩れなしの見方

 ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は5月19日の後場、一段と値を戻して始まり、後場寄り後に511.9円(2.3円高)と小幅だが前日比でプラス圏に浮上した。ガソリン高を抑制するため石油元売り事業者に給付する補助金が同日から一段と増額され、「19日からの補助金の支給額は36.1円とする。補助上限の35円を初めて突破した」(日本経済新聞5月19日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。

 前場は日経平均の一時700円安に押される恰好になり、3%安(14.2円安の495.4円)で始まったが、この始値を下値としてジリジリ持ち直す相場だった。5月17日に517.2円の年初来高値をつけたばかりで、このまま小高く推移すれば上げ基調のトレンドに崩れはないとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る