【株式市場】日経平均は朝方761円安まで下げ前引けは673円安、全業種が安い

◆日経平均は2万6238円40銭(672円80銭安)、TOPIXは1846.39ポイント(38.30ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億3508万株

 5月19日(木)前場の東京株式市場は、NYダウ1164ドル安などを受けて東証33業種すべての指数が下げ、全般大幅反落模様の相場となった。中で、証券会社による目標株価の引き上げが伝えられたイオンファンタジー<4343>(東証プライム)などは個別に高い。日経平均は朝方に761円11銭安(2万6150円09銭)まで急落し、その後は前引けまで下げ幅600円台で小動きを続けた。

  東洋建設<1890>(東証プライム)が2日連続高となって大きく出直り、任天堂<7974>(東証プライム)の創業家に連なる資産運用会社から1株1000円で買収提案を受けたとの発表など材料視。岩谷産業<8088>(東証プライム)はLPガス高騰などが追い風とされ出直り拡大。スーパーバリュー<3094>(東証スタンダード)は大株主の動向などで思惑買い継続とされ出直り継続。東京通信<7359>(東証グロース)は大株主による売却完了によるアク抜け感など材料視され2日連続大幅回復。

 東証プライム市場の出来高概算は6億3508万株、売買代金は1兆5632億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は199銘柄、値下がり銘柄数は1594銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値下がり率の小さい業種は、倉庫運輸、空運、鉄鋼、その他金融、鉱業、建設、繊維製品、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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