【株式市場】日経平均は朝方392円高のあとダレるが168円高、米半導体株高など好感

◆日経平均は2万6772円84銭(168円00銭高)、TOPIXは1885.23ポイント(7.65ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億9908万株

 5月27日(金)前場の東京株式市場は、NY株式の大幅高などを受けて自動車株や半導体関連株のほかソニーG<6758>(東証プライム)などが高く始まり、訪日観光客の受け入れ再開などで日本航空<9201>(東証プライム)なども出直りを継続。原油相場の再騰を受け石油資源株も高い。日経平均は取引開始直後の391円86銭高(2万6996円70銭)を上値にダレ模様となったが、前引けも上げ幅170円前後を保った。

 日本郵船<9101>(東証プライム)が株式3分割の発表など好感されて急伸。日本ケミファ<4539>(東証プライム)は業績予想の増額修正などで急伸。セイヒョー<2872>(東証スタンダード)は業績回復ピッチ強まるとされ再び上げ幅を広げて一段高。クラスターテクノロジー<4240>(東証グロース)は耐摩耗性などに優れた低比重バイオマスプラスチック材料への期待や上場基準クリアに向けた取組などが言われて一時ストップ高。アスカネット<2438>(東証グロース)は「相続不動産」や「空き家問題」解決ソリューション出の業務提携など好感され急激に出直った。

 東証プライム市場の出来高概算は5億9908万株、売買代金は1兆6199億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1018銘柄、値下がり銘柄数739銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、海運、保険、鉱業、空運、鉄鋼、金属製品、化学、電気機器、その他金融、非鉄金属、ガラス土石、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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