エスアールジータカミヤ:海外事業一気に前進~リーディングカンパニーへ

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■アルミ製システム型枠のDAI社(比国)全株式取得・子会社化

エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は、本日7月23日開催の取締役会で、アルミ製システム型枠の販売・レンタル事業を行うDIMENSION-ALL INC.(フィリピン共和国パシッグ市・資本金邦貨換算約342百万円)の全株式を、DAI社を所有するSAVASTI INC社、他から取得することを決めた。取得価格は3.66百万USドル(邦貨約453百万円)。株式譲渡日は7月31日の予定。

DAI社は、フィリピン国内都市部での労働者増に伴う住宅用、オフィス用建物の需要に加え、経済発展に伴う商業施設など建築需要増の中で、DAI社は現地の大手建設業者を主な顧客として業績を伸ばしてきた。

直近2014年12月期業績は、売上高230,664千php(邦貨換算、約6.3億円)、経常利益21,669千php(同、約59百万円)、純利益19,200千php(同、約52百万円)。

同国では、今後は建築に止まらず、国家プロジェクトとしての道路建設、鉄道敷設、河川・湾岸等の工事、電気・ガス・水道など各種ライフラインなどの社会インフラ、土木工事等の需要が見込まれ、引き続き高成長が期待される。

同社は、先に発表した中期経営計画の基本方針の一つに「新たな成長事業の創出」を掲げ、現在ASEAN諸国を中心にした海外での事業展開を積極的に進めており、DAI社を傘下に収めたことで、海外事業が一気に前進することが期待される。

■海外子会社&DAI連携を強化、海外事業スピード展開目指す

同社は当面の目標を、建築用仮設機材の販売・レンタルの新拠点設置に止まらず、保有仮設機材やホリーが開発・製造した仮設機材のシェア拡大を図ることでのリーディングカンパニーのポジショニングに置くが、将来的には、タイ国に設立したSRG Global Holdings Co.,Ltd.を中心にASEAN諸国での海外事業体制の整備と販売ネットワークの構築、HORYKOREAなど、グループ内各海外子会社とDAIとの連携を強化し海外事業の展開スピードを速め事業拡大を目指す。

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