ダイハツDは特色ある「陽線」先高示唆も、四半期好調で急伸

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 ダイハツディーゼル(ダイハツD)<6023>(東2)は一時10.9%高の773円(76円高)まで上げ、後場も取引時間中としては4月28日以来約3ヵ月ぶりに750円台を回復している。昨23日の取引終了後に第1四半期決算(4~6月)を発表し、営業利益が前年同期の2.3倍になり、純利益も同2.7倍になったことなどが好感されている。

 第2四半期や通期の予想は据え置いたが、営業利益は第2四半期の予想の9割近くを確保し、通期予想に対しても3割強を確保。想定を上回る進展に注目する向きもある。

 また、テクニカル妙味でも注目できる状態になってきたようだ。本日の終値が761円以上で取引を終える場合、今週の「週足」は長い陽線となって13週移動平均・26週移動平均を下から上へと一気に突き抜ける形になり、その後しばらく上値を追う可能性があるという。たとえば2014年5月2日で終わった週の陽線、同じく14年8月29日の陽線がこの形を示現し、確かに後者の場合その後200円高となった。

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